イギリスドラマ 警察官の階級

イギリスドラマ 警察官の階級

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イギリスの刑事ドラマを見てると肩書が略称になってますが、『あれ何なの?』と思って調べてみました。

警察官の階級

警視総監 Commissioner – 警視庁、市警察のみ
警察本部長 Chief constable

副総監 Deputy Commissioner – 一般には単に副本部長と呼ばれ、ロンドン警視庁の副本部長のこと

総監補 Assistant commissioner – 警視庁のみ
本部長補 Assistant chief constable

副総監補 Deputy assistant commissioner – 警視庁のみ

警視長 Commander

警視正 Chief superintendent

警視 Superintendent (「ライン・オブ・デューティー」のヘイスティングスがこの階級)

警部長/主任警部 Chief inspector

警部 Inspector 「ブラウン神父」に出てくる警察官はここですな(ヴァレンタイン、サリヴァン他)

署在巡査部長/主任巡査部長 Station sergeant

巡査部長 Sergeant

巡査 Constable

刑事の階級

イギリスの警察では、私服勤務を原則とする警察官(刑事)による犯罪捜査部門が設置されている。各警察本部の刑事部のほか、各警察署にも刑事が配置されている。detective ってヤツですな。

DCS – Detective Chief Superintendent

無理矢理訳すると刑事警視正とか、刑事主任警視? 署長のすぐ下の階級。

DSupt / DSU – Detective Superintendent

犯罪捜査部門(DIC)の警視、または刑事部長。各地方または地域のCID(Criminal Investigation Department)に一人ずつ居る。ドラマの中だと、「The Fall 警視ステラ・ギブソン」のステラや、「ルイス警部」のイノセント、「刑事モース」のブライト、「刑事ファルチャー 失踪事件」のファルチャーがこの階級。

DCI – Detective Chief Inspector

主任警部。専門部隊を率いたりします。ドラマの中だと「主任警部モース」のモース、「刑事モース」のサーズディはシリーズ途中から、ヴェラ、コリン・サットン、「ライン・オブ・デューティ」のトニー・ゲイツ(シリーズ1)、ロズ・ハントリー(シリーズ4)、ジョー・デヴィッドソン(シリーズ6)、「埋もれる殺意」のキャシーがこの階級。

DI – Detective Inspector

警部。刑事ドラマの主人公によく使われる階級。「ルイス警部」のルイス、シリーズ8・9ではハサウェイも、「刑事モース」のサーズディがシーズン初期のとき、「ホワイトチャペル」のチャンドラーなど。

DS – Detective Sergeant

刑事巡査部長。刑事ドラマでチーム内の刑事がここら辺の階級。DIの右腕的ポジションのキャラもこの階級にいたりします。「主任警部モース」のルイス、「ルイス警部」のハサウェイ、「ヴェラ」のジョーやエイデン、「ホワイトチャペル」のマイルズなど。

DC – Detective Constable

刑事の階級はここからスタートになります。聞き込みや電話記録の入手など雑務担当がわりと多い。

略称が出てきたときの参考にドゾ。

調べてみて思ったのは、ステラとファルチャーの階級が思ってたよりも高かった…。